瑕疵物件の情報はここから!
このサイトでは、瑕疵物件を買い取りしてくれる業者を探すための方法や具体的な選び方、普通の物件の何割程度の価値になるのかについて説明します。
また、買い手が付かないという噂も耳にしますので実際には本当に売ることができるのかや、過去に該当する物件が建っていた場所で既に建物が撤去されている土地でも瑕疵土地になるのかを見ていきます。
基本的には業者に任せる時にはこういった物件の取り扱いに慣れているところがお勧めです。
瑕疵物件を買取してくれる不動産業者の探し方
瑕疵物件を売るためには、これまで実際に取り扱っていてノウハウを持っている不動産を探すことが大切です。
行ける範囲の不動産に足を運んで実際に買取してくれるかを確かめても良いのですが、なかなか見つからずに手間ばかりかかってしまうため、インターネットサイトを活用して探すのがお勧めです。
不動産査定サイトの中には瑕疵物件を指定して探すこともでき、ほんの少しの時間で複数の会社を見つけられる可能性が高くなります。
探す時には査定価格も大まかに知ることができ、価格による比較も可能です。
情報からいくつかに絞り込んだら、電話をかけて出向いてみることで対応の良し悪しも分かります。
もちろんサービスは無料で利用できて、お金もかかりません。
瑕疵物件の買取をする業者に売れば瑕疵担保責任を負う恐れがないので安心
普通なら、瑕疵物件を売却した場合、瑕疵があることを前提として取引をしていなければ、買った人は売主に対して瑕疵担保を請求することができます。
たとえあらかじめ明示していたとしても、個人間の売買であればトラブルになる可能性があるので、瑕疵物件を売却したいときに困ってしまいます。
しかし、瑕疵物件の買取をしている業者の場合、これをきちんと理解したうえで、瑕疵を前提として買取してくれるので、法的な責任を負うことなく手放すことが可能です。
そして、隠れた瑕疵があとで見つかっても、免責を約束しているところなら、そもそもあとから何か見つかったとしても自分が責任を負うことはありません。
したがって、リスクを感じたくない方はこうした条件を提示してくれる業者に直接買取してもらうことをおすすめします。
彼らもプロで、リスクがあることを分かったうえで取引をしているため、確かに値段は低くなる恐れはあります。
ただ、普通の不動産業者を利用して仲介してもらって個人に売る場合であれば、瑕疵があれば売れませんし、後から見つかれば責任を問われることがあるなど、問題は多くなります。
その点、免責を約束する業者に売るなら、瑕疵があってもある恐れがあっても気兼ねなく売ることができるので面倒なことに巻き込まれないのがメリットです。
瑕疵物件のメリットは何といっても価格の安さ
瑕疵物件、つまり事故物件には大きく分けると4種類のものが存在します。建物自体に損傷があり、生活をしていると雨漏りや浸水など不便なことが起きる物理的瑕疵、古い物件などで土地の境界が変わったことで建蔽率がオーバーしてしまい、違法建築扱いになってしまった法的瑕疵、事故や殺人などで人が死んでいるという理由から、気持ち的に圧迫感を感じる心理的瑕疵、高速道路の振動や周辺墓地があるなど、環境的瑕疵です。いずれの瑕疵物件も周辺相場よりもかなり安く買ったり借りたりできるのがメリットです。
事故物件イコール誰かが死んだ物件と思われがちですが、必ずしも人が死んだことが原因で瑕疵物件になるわけではありません。こうした物件は競争率も低いので購入しやすい反面、瑕疵物件を狙って購入や借りようとする人も一定数います。購入して賃貸として貸し出せば、元値が安い分かなり高い利回りの高収益物件になる可能性もあります。元の建築物の状態次第ですが、簡単なリフォームだけできれいになることもあるので、物件をよく見てから決めると良いでしょう。
瑕疵物件を購入したり借りた時のデメリットは?
瑕疵物件の大きなメリットはその価格設定ですので、安く買ったり借りれたりする部分に惹かれて物件に手を出す人もいます。しかし瑕疵物件は告知義務がありますので、それを承諾したうえで契約したものをあとからなかったことにするのはできません。賃貸の場合は引っ越しをすれば多少の出費で回避できますが、購入していたらそうは行きません。安く購入できる反面、売るときにも苦労するというデメリットがあるのです。
一言に瑕疵物件と言っても状態や原因によって様々ですが、高く売るためには高額なリフォーム代をかけなくてはならないこともあり、結果として安い買い物にならないこともあります。しっかりと状態を確認し、資金に余裕のある状態で検討するようにしましょう。現地を1回確認しただけでは見えてこない部分もありますので、念入りな調査が必要です。心理的瑕疵物件の場合、検索サイトで調べると情報が出てくることも多いので、隠し通すことは難しいでしょう。あとからトラブルにならないように、売却するときは必ず告知を行うようにしましょう。
瑕疵物件とは事故物件のことを指しています
不動産情報サイトで中古物件を探していた時に、通常よりもかなり安くで販売されている中古物件を見つけることがあります。
写真で見る限りでは家の状態はいいですし、周りの環境も特に問題がなく便利がいいですので「これはすぐにお得だ」と感じて、すぐに契約してしまうことがあります。しかし、特記事項を見ると瑕疵物件と記載されています。あまり聞きなれない言葉ですが、これは何でしょうか?瑕疵物件とは実は事故物件のことを指しているのです。事故物件とはその物件でかつて以前の住人が自殺をした、殺人が行われたなどです。もちろん、そのよう物件でもまったく気にしないというのであれば問題がありませんが、やはりどんなに安くても住みたいとは思わないものです。「家を取り壊してそこに新しい家を建てるので瑕疵物件でも構わない」という方もおられますが、何十年とその土地に住むのであればやはり価格のことだけを重視しないようにすることは大切です。
瑕疵物件を知らずに購入した際に起こるトラブル
不動産に関するトラブルの中でも多いのが、瑕疵物件に関するものです。土地や建物を購入する際には多額の費用が必要となり、一般的には人生の中で大きな買い物と考えられています。その建物が瑕疵物件であった場合、大きなトラブルが生じることは避けられません。
瑕疵物件にはいくつか種類があり、物理的なものだと土地が汚染された土壌だったり地盤沈下を起こしたことなどが挙げられます。建物の場合は雨漏りや床下浸水、シロアリ被害なども含まれます。これらは損害賠償を請求できることが多く、補修することで瑕疵が無くなるため解決しやすいとも言えます。心理的瑕疵物件は、一般的に事故物件とも呼ばれ、過去にその建物で誰かが通常とは異なる亡くなり方をした物件のことを指します。建物自体に問題がある場合と異なり、心理的瑕疵には明確な基準はありません。ほかにも、法令に適合していない物件や制限にかかる物件、再建築不可の土地や消防法違反の建物、周囲の環境に問題がある物件なども瑕疵と判断されます。
瑕疵物件を隠匿して売却すると賠償責任を負うことも
瑕疵物件とは何らかの不具合をもった不動産物件のことを指します。建物に雨漏りや破損箇所の存在、シロアリ被害など物理的な側面や、法律の制限により建物建設に制限を受ける、あるいは過去に事件や事故などが発生したことのある心理て系側面などの点で瑕疵があることを意味しています。いずれもこれらの事実の存在は、購入や賃貸を判断するにあたって決断を左右する重要事項なので、瑕疵物件については説明義務がかされています。
売却の機会を逸するのは回避したいからといって、瑕疵物件であることを告知しないと契約後や入居後に賠償責任を追及される可能性があります。これは民法に定められている契約適合責任という制度に法的根拠があります。つまり売主は売買対象物について、契約の趣旨に照らして買主が支障なく利用できる状態にあるものを売買する責任をおっています。仮に瑕疵物件であることを隠したままで契約に至ると、契約適合責任を波帯していないということで、賠償責任を追及される可能性があるわけです。
瑕疵物件で想定される不具合には何があるか
瑕疵物件は心理的瑕疵物件のように、以前の居住者が孤独死あるいは自殺したといった事故を抱える物件だけではありません。
瑕疵物件に入居した居住者が、あとから不具合があるとクレームを訴えないように、瑕疵物件には種類があることを一般の方も知る必要があります。
住居の不具合が直接発生しやすい物件は、物理的な瑕疵のある物件です。
白アリ被害がある、天井などから水漏れする、建物の構造上に問題があるという物件ですから、トラブルも必然的に多くなります。
物理的な瑕疵は、実はオーナーが気づきにくいという特性を持ち、事前に把握している場合は告知義務違反となる大きな問題です。
家の屋根裏や地下部分が土壌汚染の被害にあっていたり、白アリに資材を侵食されていても、こまめに手入れをしていない場合、気づくことが出来ません。
オーナーの方は物件の売却や賃貸を行う前に、一度専門家を招いて建造物に致命的な問題がないかを確認すべきと言えます。
瑕疵物件はさまざまな使い道で活用することが出来る
瑕疵物件はそのまま賃貸や売り家で使う方法もありますが、それ以外の使い道もあるものです。
近年では瑕疵物件が一般的な家賃よりも安く借りられることが強いられているため、十分なリフォームをすれば賃貸物件のまま活用することも出来ます。
それ以外でも瑕疵物件は貸倉庫などに適しているのです。
これなら改装の費用も抑えられる上に、需要も伸びる可能性があります。
瑕疵物件の使い道として、スタジオ運営もよく聞かれるものです。
確かに音楽スタジオなどは魅力的ですが、初期投資がかかるという点や、機材を持ち込まねばならないという点をクリアしなければなりません。
いっそ物件そのものを更地にして、駐車場スペースとして使えば良いと考える方もいます。
考え方によってはお金を生み出すことが出来ますが、駐車場にした場合は資産とみなされるため、税金を納める義務が発生することも忘れてはいけません。
物件の傷み具合や、これから何年所有するか想定した上で活用方法を決めることをお勧めします。
瑕疵物件には心理的以外のタイプが存在する
瑕疵物件と聞いて一般の方が思い浮かべるのは、物件居住者が自殺などを引き起こしたといった問題を抱える心理的瑕疵物件でしょう。
ところが瑕疵物件には心理的以外のタイプが存在します。
現在確認されているタイプは、心理的以外であれば物理的・環境的・法的といったものです。
たとえば物理的な瑕疵というのは、土壌汚染や埋蔵物、建造物そのものに問題があることを意味しています。
雨漏りやひび割れ、シロアリ被害なども物理的瑕疵です。
環境的の瑕疵は、騒音や振動、悪臭などを意味します。
物件そのものに問題がなくても、近隣に工場や火葬場、遊技場娯楽施設がある場合は、十分に環境的瑕疵物件と認められるのです。
建築当時は合法であった物件が、その後の法律改正によって都市計画法などに抵触していることもあります。
これは物理的な瑕疵です。
どれも物件を売買や賃貸に出す場合は、告知義務が発生します。
オーナーの方は、心理的以外にも問題を抱えた物件があるということを把握しておきましょう。
大家さんが知っておきたい瑕疵物件に関わる条例
瑕疵物件と聞くと、ほとんどの場合が心理的瑕疵物件を想像します。
実は瑕疵には種類があり、心理的以外にも法律的、環境的瑕疵物件が存在するのです。
法律的瑕疵物件とは、都市の条例や都市計画に違反して建てられた物件と言われています。
条例は地方自治体によって異なるものですが、建築基準法は一般の物件全てに通用するものです。
該当する建物は、ほとんどが建築当時こそ法律に準ずるものであったものの、現行法に移行した結果違法となった建造物と言えます。
もうひとつが環境瑕疵とされる物件です。
オーナーでも悩みの種となるのは、自分の所有する物件の周辺に火葬場や工場、賭博遊戯施設が建てられた場合でしょう。
直接被害を被ることは無くても、騒音や人の出入りなどが不快に思われる可能性があります。
瑕疵と判断された時点で告知義務は発生するものです。
今後このような物件を賃貸や売買に出した場合は、事前に次の所有者に伝える義務があることを忘れてはいけません。
海外にはいわゆる瑕疵物件をどうしているのか
日本ではさまざまな問題を引き起こすことの多い瑕疵物件ですが、海外ではどのように扱われているのでしょうか。
実は、海外にも瑕疵物件は存在します。
ところが日本とは違い、有名な殺人事件が発生した瑕疵物件は宿や博物館として、お金を生み出す物件となっているのです。
特にアメリカやイギリス、ドイツなどは凄惨な殺人現場が再現されるなど、日本人との価値観の違いに驚かされます。
しかも、宿泊施設として人気を集めている瑕疵物件も存在するのです。
アメリカなどで住まいを見つける際には、出来ればこのような物件は避けたいものです。
日本のインターネットには、外国の事件現場のアドレスを記載し、地図に掲載しているサイトがあります。
留学やステイホームなどを行う際に気になる場合は、一度調べてみると良いでしょう。
基本的には外国人はあまり過去の事件を気にせず、平気で物件を利用する傾向にあります。
自分で部屋を改装し、好みの部屋にする方も多いものです。
もっと瑕疵物件の情報を探すなら
◎2023/6/20
情報を追加しました。
>瑕疵物件で想定される不具合には何があるか
>瑕疵物件はさまざまな使い道で活用することが出来る
>瑕疵物件には心理的以外のタイプが存在する
>大家さんが知っておきたい瑕疵物件に関わる条例
>海外にはいわゆる瑕疵物件をどうしているのか
◎2022/8/19
情報を追加しました。
>瑕疵物件のメリットは何といっても価格の安さ
>瑕疵物件を購入したり借りた時のデメリットは?
>瑕疵物件とは事故物件のことを指しています
>瑕疵物件を知らずに購入した際に起こるトラブル
>瑕疵物件を隠匿して売却すると賠償責任を負うことも
◎2020/10/13
損害賠償請求について
の情報を更新しました。
◎2020/8/11
瑕疵物件の意味
の情報を更新しました。
◎2020/6/10
専門家に調査を依頼する
の情報を更新しました。
◎2020/3/16
「瑕疵土地」になる?
の情報を更新しました。
◎2020/1/21
瑕疵物件に買い手はつくのか
の情報を更新しました。
◎2019/11/29
サイト公開しました
に関連するツイート